可変態ユニット[SRUST]について

SRUST=価値観資料室

SRUSTは「HAPPY無限大∞」を合言葉に活動する可変態ユニット*です。
文化や学びを通じて「知ること」「考えること」「試すこと」を楽しみながら、
千差万別な価値観を発掘・収集・発信しています。

*「状態が変化できる」と変態を可とする」という2つの意味を持つ造語


SRUSTの原点

とある数学の本だけが所蔵された資料室。それがSRUST発祥の地です。
「SRUST」という屋号は、資料室のアルファベット表記「Shi-Ryo-U-Shi-Tsu」の頭文字をとって名付けました。

それまで数学が大嫌いだった私。ところが、数学の資料室で働く日々の中で数学の魅力を知り、すっかりトリコになってしまいました。この世の本当の姿をひたむきに探るその姿勢に胸を打たれたことをきっかけに、数学の魅力を発信する数学啓蒙ユニット[SRUST]として活動してきました。

「よく分からないけどそういうものなのか、と無理やり飲み込まなければならなかった物事でも、 数学なら突き詰めて考えていける」。それが、私が特に惹かれた数学の性質です。
日常でいろんなことを考えていると、「なんでそんなこと考えるの?」「そんなこと考えても仕方ないよ」「考えすぎじゃない?」そんな風に言われてしまうような事が多いけれど、数学の世界ではそれが王道であって、誰にも文句言われずに考え続けられるのです。

考え続けるというのは体力を使うことではあるけれど非常に美しい行為だと、私は考えています。可変態ユニット[SRUST]では、これまでの理念をもとに、より多角的な切り口で思考を楽しんでいきます。

自分とは違う考えや価値観であっても、それを知ることで広がる世界は無限大。
違いを愉しみ、一緒に「HAPPY無限大∞」と叫べたら、私は最高にシアワセです。

2021年6月15日
可変態ユニット[SRUST] 門番・ 吉村 尚子

事業内容

ワークショップ企画運営

グラフィックデザイン

発信サポート

吉村 尚子 プロフィール

美術家。1978年東京都出身、宮城県在住。武蔵野美術大学大学院映像コース修了。「人力発電・人力動力」「自己内観装置としての芸術」をテーマに美術活動を行なっている。
2020年、仙台市社会起業家育成プログラム(SIA)に採択。2021年、SRUSTとして開業。ワークショップやデザイン制作、地域創生・女性エンパワメント関連組織スタッフ、一般社団法人日本クリエイティブ・アーツセラピー・センター事務局、東北芸術工科大学非常勤講師など幅広く活動。
SRUST としては、プロジェクトごとに形態を変える可変態ユニットとして、「考えること」「感じること」「試すこと」を楽しむためのワークショップや場づくりに取り組む。アートや数学など、文化や学びを通じ、千差万別な価値観を発掘・収集・発信することを目指す。

・ポートフォリオサイト(ぜんまいまんろく)
https://www.zenmaimanroku.com/

・インタビュー(仙台市・SC3 WEB)
https://www.sendai-c3.jp/features/interview/naoko-yoshimura-1/